THINKLAB
NEWS研究・技術企業公式ブログ

AWS、HyperPod EKSでGPUをチーム共有する参照構成を公開

HyperPod EKSのGPU共有構成を整理。チーム別の権限・割当・費用管理に加え、名前空間だけでは通信を隔離できない点と、別クラスターを検討する条件を紹介します。

LEAD

リード

AWSは複数チームでHyperPod EKSクラスターを共有する参照構成を公開しました。

名前空間・権限・リソース割当を組み合わせる設計で、名前空間だけでは通信は隔離されません。

信頼できない利用者や厳格な隔離要件には、より強い境界を検討するよう案内しています。

ARTICLE

本文

AWSは、複数チームが単一のSageMaker HyperPod EKSクラスターを使う参照アーキテクチャを紹介した。IAM Identity Centerでの認証、チーム別のSageMaker AIドメイン、Kubernetesの名前空間、Task Governanceでのリソース割当、費用の可視化を組み合わせる。HyperPod自体の新規提供開始を知らせる記事ではない。

AWSは、名前空間だけではネットワーク通信を制限しないと明記する。チーム間の通信にはNetworkPolicyなどの制御を加え、S3にはIAMポリシー、共有ファイルには利用者・グループの権限を設定する。ワークロードを別の名前空間に置くだけで、通信や保存データも自動的に隔離されるわけではない。

Task Governanceではチームの計算資源の割当や優先度を設定する。AWSは、信頼できない利用者同士の共有や厳格な規制上の隔離には、別クラスター・別アカウントなどの強い境界を検討するよう説明している。本記事の構成は組織内の複数チームを想定した参照例で、THINKLABが隔離性能を測定したものではない。

THINKLAB COMMENT

THINKLABコメント

共有を検討する際は、GPU使用率だけで判断せず、他チームのジョブ操作、通信、ファイルとS3へのアクセスを別々に確認したい。権限のない操作が拒否されることと、必要な共同作業が通ることの両方を試す。そのうえで待ち時間とチーム別費用を記録し、共有する範囲を決める。これはTHINKLABの評価案で、HyperPodの運用実績ではない。

ORIGINAL

原文リンク

AWS Machine Learning Blog

公式発表を見る(外部リンク) →

参照日 2026年10月9日

Next

次に見るコンテンツ