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2026/10/6

焼肉きんぐ・MrMax・GMO・楽天ドライブで情報漏洩 件数だけでは見えない被害の違い

身近な企業やサービスで、情報漏洩の公表が相次いでいる

身近な企業やサービスで、情報漏洩の公表が相次いでいる 10月5日から6日にかけて、焼肉きんぐを運営する物語コーポレーション、MrMax、GMOリサーチ&AI、楽天ドライブが、不正アクセスによる情報流出や取得・閲覧を発表した ただし、漏洩した情報の種類や、実際に確認された被害はそれぞれ異なる。大切なのは、件数の大きさだけで判断せず、「何が漏れ、どんな影響があり得るのか」を確認することだ **焼肉きんぐは約1,079万件 アプリの登録情報が流出** 物語コーポレーションは10月5日、焼肉きんぐ公式アプリの会員管理システムが不正アクセスを受け、10,788,963件の会員情報が漏洩したと発表した 対象は会員番号、氏名として登録された名前、メールアドレス、電話番号。ユーザー登録数10,808,784件のほぼ全体に及ぶ規模となっている 一方、ログインパスワード、生年月日、性別、郵便番号、保有ポイントを含む店舗利用履歴は漏洩していないと説明している。公表時点で、情報の不正利用も確認されていない **MrMaxは最大約174万人が対象 ソフトウェアの機能を不正利用** MrMaxは10月6日、公式アプリとオンラインストアのサーバーへの不正アクセスにより、会員情報の一部が外部に流出したと発表した 第三者がサービスを構成するソフトウェアの機能を不正利用して侵入したという。情報流出の可能性がある対象は最大1,735,154人で、会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号が該当する 住所、生年月日、クレジットカード情報、パスワード、購入履歴は流出していないと確認されている。会社は対象者に個別連絡を行い、外部専門機関と調査を進めている **GMOのinfoQではポイント不正交換も発生** GMOグループのGMOリサーチ&AIは10月5日、アンケートサイト「infoQ」から会員情報が外部に持ち出されたと発表した 対象は最大948,498件。氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスに加え、暗号化されたパスワードや利用状況なども含まれる。原因は、使用していたソフトウェアの脆弱性を悪用した侵入とされている この事案では、情報漏洩に加えて実際の金銭的被害も確認された。611件、計2,869,500円分のポイントが、本人の意思によらずAmazonギフトコードに交換されていたという。会社は不正交換されたポイントを全額補填するとしている **楽天ドライブは保存された写真・文書も対象** 楽天ドライブが10月6日に更新した公式告知では、管理用アカウントの認証情報を第三者が不正取得し、一部システムにアクセスしたことが明らかになった 特に注意したいのは、登録情報だけでなく、サービス上に保存された写真や文書なども取得・閲覧の対象になっている点だ。保存データの対象は15,382アカウントで、不正アクセスの時期は1月29日から9月17日とされている 別の区分として、アカウント名などが対象となった687件と、暗号化されたパスワードなども含む313件が公表されている。各区分の重複は告知から判断できないため、単純に合計することはできない **GMOでは設定不備による別の漏洩も** GMOグループでは、9月16日にGMOグローバルサインの「GMOトラスト・ログイン」でも情報漏洩が公表されている こちらはinfoQとは別の事案で、クラウドストレージの設定・設計上の不備により、本来非公開とすべきファイルが外部から取得されていたものだ。対象は暫定で2,007社、37,747人。主にメールアドレスで、一部に請求先の氏名、住所、電話番号などが含まれていた **漏洩規模と情報の中身を分けて見る必要がある** 今回の事案は、焼肉きんぐの大量の登録情報、infoQのポイント不正交換、楽天ドライブの保存ファイルへのアクセスと、被害の性質が異なる 氏名や電話番号の流出では、企業を装った連絡への警戒が必要になる。パスワード情報が対象なら、他サービスとの使い回しも確認したい。保存ファイルが対象の場合は、その中にどんな情報を入れていたかが重要になる 公表時期が近いだけで、同じ攻撃者による一連の事件と断定することはできない。利用者は各社の公式通知で自分が対象かを確認し、不審なメールやSMSのリンクからではなく、公式サイトやアプリから対応することが大切だ ※2026年10月6日時点の公式発表をもとに作成。調査の進展により対象範囲や件数が更新される可能性がある

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    本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。